Hey! Say! JUMPシングルレビュー(振り返り)Part2
前回の続きのA面振り返りです。前より一曲の文章量が多いですが、よかったらお読みください(●´ω`●)
4th 真夜中のシャドーボーイ
08年10月22日
上地雄輔主演(ヘキサゴンの波がここにも)、メンバーの山田・知念・中島・有岡出演ドラマ『スクラップ・ティーチャー〜教師再生〜』主題歌。初動売上が1st以来の20万枚越え。
これは知名度がある曲だと思われる。当時近所のお姉さんからもらったnicolaにも振り付け講座が載っていた↓
UMP、シャドーボーイ、瞳のスクリーンが初期だと知られてそう。
Hey! Say! JUMP初のラブソング!と銘打たれていた(Mステにて確認)。それは確かにそうだな。しかし、ドラマは上地氏が好きで見てた微かな記憶しかないけれど、教師もののはず…?
曲は、前作Your Seedを引っ張るようなダークな感じ、ただ違うのはShow! Wa!要素の有無。Hey! Say! JUMPとはいいつつ、ジャニーズ王道を走るのが初期のイメージだったのかも。山田くん・中島くんの「シャドー」のセリフもあいまって。1番のAメロは、出演しているメンバーのソロ回し。けっこういつ聞いても新鮮な感じがして、初期の中では再生する頻度が多め。構成がAメロ→サビ→Aメロ→Bメロ→サビなのも面白いかも。
タイトルの「シャドーボーイ」を曲中では一度も使っていない(カーボーイとしか言っていない)。前に調べたことがあって、全然ファンではないある方が『真夜中のカーボーイ』という映画をよぎらせるように作っているのでは…と書いていて、なるほど〜と思った。確かに知っていれば絶対、先にそっちが出てくるなぁ。映画は娼婦とか男色とかの世界のお話らしい…この辺は作詞のma-sayaさんに聞いてみたいところ。
わかりやすいところでいうと「チェリー」問題もある。この問題はある意味さっきのより深刻。
Aメロでこれでもかとチェリーチェリー言っているので刷り込みが発生。直接は知りませんが、あるコンサートで「でもチェリーボーイでさぁ〜」と、伊野尾氏が言ってしまった(!)らしい。その時のメンバーの内心の焦りようは半端じゃなかったと(笑)。そりゃそうだ。仕方ない、仕方ないよいのおさん。
二重の意味で、当時10代だったHey! Say! JUMPにこれを歌わせた制作陣にはいろいろと聞いてみたいものである。
あとは、PVのサビの振りの揃ってなさに、10年の時を感じる(失礼)今はさすがです。
17年のMステで披露したけど、もっと推していってもいいのではないかな?
5th 瞳のスクリーン
10年2月24日
メンバーの山田主演・関ジャニ∞横山出演ドラマ「左目探偵EYE」主題歌。2作連続の20万枚越え。
前作から1年以上間を置いての発売。なんで09年にシングルが出なかったんだろうと疑問。たぶんその間はNYC(山田くん・知念くん・中山優馬くんのユニット)とかで事情があったんだろうけど…この時代、なかなかに不遇な気がする。
曲は打ち込みでサイバーっぽい。でもやっぱりちょっと時代が前の感じがする。ちょっと前の未来感。ドゥクドゥクドゥみたいな。間奏のギターパートに特に感じる。
イントロが無難かもしれないけどかっこよくて好き。
1番Aメロが山田くんソロ、2番も山田くん始まりで、主演にしてもかなり不平等感が…。他のメンバーのファンがどう思っていたのかちょっと心配になる。でも個人的にはこの時期の山田くんの声けっこう好きだ!もちろん今のビブラート多めの歌い方もいいと思うけど。
いつも聞く曲ではないけれど、たまに衝動的に聞きたくなる曲。
以上2曲、1stアルバム『JUMP NO.1』・ベスト『2007-2017 I/O』に収録
6th 「ありがとう」〜世界のどこにいても〜
10年12月15日
初のノンタイアップシングル。売上が最低初動を記録。
この辺で唯一聞き覚えのなかった歌。とにかくタイトルのコレジャナイ感がすごい。いや中身もだけど…。なぜ。なぜこのタイトルなんだ。
たぶんインストで聞いたらめちゃめちゃカッコいい曲なんだろうな〜と思う。実際メンバーもデモを聞いた際に「お!今回の曲超カッケーじゃん!!……(歌部分へ)……ん……?アレ…?」とだんだん表情が暗くなっていったという。(こんなこと言っていいのか)
「ありがとう」から始まり「ワンダナムル」「テレマカシー」「オブリガード」「ダンケシェーン」と世界の言葉でありがとうのオンパレード!所々で韻が踏んであるのがまたシュールさを呼んでいる。
しかしA、Bメロでくじけてはいけない。サビのほうがもっとインパクトは強い。「ありがとう Thank you for...!! 世界中へとハグ」とは。「シェイシェイシェイ四千年Shake it!」とは。(哲学)
サビの八乙女くんの「Yeah!」部分、Cメロの薮くんの美声、有岡くんのセリフ〝Thanks〟など、聞きどころが多い曲です。盛りだくさん。
聞き慣れると心地良く、一緒に歌いたくなってくる。あーりがとうサンキュフォー世界中へとハッグ!!
近年ではバンド曲として披露されているらしい。Your Seedは踊らないのもったいない感じもするけど、これに関しては正解なのではないかとひそかに思います。…笑
2ndアルバム『JUMP WORLD』・ベスト『Hey! Say! JUMP 2007-2017 I/O』に収録
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今回はこれで!いや〜長いな(笑)